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塾講師バイトの体験談(女性)。大学1年から4年まで働いた感想

メモ

大学生になったら塾講師のバイトをやってみたい!と思ったことはありませんか。

時給も悪くありません。日中は大学の授業、夕方から夜は塾講師。

夜といっても、遅くとも22時前には帰れる仕事です。深夜バイトだと防犯上、女性は怖いと感じると思いますが、塾講師は問題ありません。

今回は、大学1年から4年間、塾講師のバイトをしていた体験談と、塾講師バイトのメリット、デメリットを紹介します。

個別指導塾講師の仕事内容。勤務時間について

私がバイトしてたのは、個別指導塾です。

学習塾には2種類あって、集団塾と個別指導塾があります。

今は、大学生の塾講師バイトといえば、ほとんど個別指導塾を指します。

集団塾でも、部分的に個別指導を取り入れてる教室もでてます。

集団塾とは、学校の授業とほぼ同じ形式です。1人の先生が、黒板に板書しながら講義します。

個別指導塾は、講師1人で、1人~3人ぐらいの生徒に指導する形式の授業です。

1回の授業で最大何人まで生徒を指導するかは、塾によりけりですし、同じ塾でも生徒がとってるコースが違えば、講師が受け持つ人数も変わることがあります。

例えば、講師1名に対して生徒1名のコースを受講してる生徒を受け持つ場合は、その時間帯は他の生徒の指導はできません。

個別指導の時間割は、平日は基本的に3コマのところが多いです。
夕方4時すぎあたりから1コマ目、18時から2コマ目、19時半あたりから3コマ目。

曜日は「月曜日~土曜日」

塾講師の勤務時間も、これと同じになります。塾によると思いますが授業開始◯分前には教室に入るように!と教室長から指示されます。

私が働いていた塾は、10分前まででした。

1コマ目は、小学生が中心
2コマ目からは中学生が多くなります。

大学の授業の入れ具合によりますが、基本的に1コマ目に間に合う人は少ないと思います。
私は、2コマ目から授業を入れてもらいました。

お給料のほうは、1コマ1500円からスタートして、最後の年(大学4年)のころは2,000円もらってました。

はじめは火曜日と木曜日、それぞれ2コマの授業を受け持ったので、1週間で6千円。

月に24,000円稼いでました。

少ない!と思うか人もいるかもしれません。

わたしは、大学の勉強とサークルを優先してたので、その範囲でできるバイトとして塾講師は最適でした。

学校生活に慣れてきた2年生からは週に4~5日勤務で5万~6万ぐらい頂いてました。

塾は21時に終わり、地下鉄で家に帰ってました。地域にもよるかもしれませんが、21時ぐらいなら、仕事帰りの人も多く、お店の明かりもあるので、暗い夜道を一人で歩く心ぼそさは感じませんでした。

時間割の話で、書きましたが教える対象は中学生が中心になります。

高校生もいますが、人数的には圧倒的に中学生が多いです。

自分が教えられない教科は割り当てられることはありません。

バイト代をできるだけ多く稼ぎたいなら、全教科教えられるのが一番です。

とはいえ、個別指導で需要が多いのは英数です。

なので、英語と数学であれば、中1~中3まで教えられます!
という状態であれば、シフトを多くしてもらえるはずです。

わたしは、はじめ英語1教科だけの約束で働きはじめました。

ただ、大学2年生になってから数学の授業もやりました。

バイト代を増やしたいのが一番の理由でした。次の理由は、数学を教えるのは無理だと自分で決めつけてたのですが、意外にできたからです。

もちろん、前もって中学数学の内容をやり直してみて、これならいけそうと思ったので教室長に相談しました。

教室の近くに、どういう大学があるかにもよると思いますが、英語の先生はあまっていて、数学の先生が足りてないところが多いのではないでしょうか?

やる前から、自分には無理!ときめつけると
可能性を狭くしてしまうのでもったいないです。

たくさん稼ぐなら、数学も検討しておいたほうが良いです。

塾講師バイトのメリット

自分の都合にあわせてシフトが決められるメリットは大きいです。

本気で稼ぐなら、コンビニや飲食店のバイトをやったほうが良いです。

でも稼げる金額は増えますが、自由に使える時間も減ります。

体力も使いますし、変なお客さんにあたれば、その日は最悪の気分になります。

塾講師は、学生さんを相手にするので、そういうトラブルはありません。

難しいお子さんは、そもそも塾に来ません(これが学校との違い)

ちなみに、学校ではとても悪いと噂の生徒さんでも、塾では全然問題ない
というパターンがたくさんありました。

後から、他の生徒さんに聞いて「え!!!」と思ったことがたくさん。

理由としては、学校の先生が嫌いなだけで、塾講師は関係ないと考えてる子が多いということです。

ふたつ目のメリットは、説明上手になるので、就活で有利になること。

塾講師のスキルが上がると、「分かりやすい説明」ができるようになります。

就活で、面接官に説明するときも、質問の目的(面接官が知りたいこと)を考えたうえて、
短い時間で必用な情報を適切な順番でシンプルに伝えられるようになります。

教え方は、塾の研修で教えてもらえます。あとはそれを自分なりに落とし込むだけ。

塾講師としての体験自体が、面接で話すネタになることもあります。

3つ目は、生徒の成長を目の当たりにでき、感謝されること。

頑張ってる生徒と接してると、こちらも元気をわけてもらえます。

恋愛がうまくいかなくて落ち込んで教室に入っても、
教室をでるころには笑顔になってました。

講師は元気じゃないとダメ!と自分で意識して笑顔を心がけてましたが
それ以上に生徒から若さというか、元気をもらいました。

塾講師は面と向かって、感謝されることはあまりないです。

挨拶程度に「ありがとうございました」ならありますが。

年に1回だけ、心から感謝されることがありまして
それは高校入試に合格した挨拶にくるときですね。

あの充実感を味わってしまうと、なかなか塾講師はやめられません。

塾講師バイトのデメリット

コンビニやバイトのように、簡単には休めないことです。

もちろん理由があれば、休めるのですが、生徒さんの成績に責任があるので
気軽に休めません。

例えば、自分のテストが近いから、1週間休ませてくださいと私は言えませんでした。

コンビニや飲食店のバイトであれば、ふつうに休むと思いますが
塾の場合、特に担任制の個別指導塾は、その先生に会いに来てるという意味合いが強いので、かわりが(ある意味)いないのです。

もちろん、教室長に事情を説明すれば、休めますので安心してください。わたしは、生徒さんが定期テストで、自分もテストのときでも休まず働いてました。そうするべきだと言いたいのではなく、教えることにハマってしまう、塾講師の魅力や責任感を知ってしまうと、簡単に休めなくなるのがデメリットですよと言いたいだけです。

割り切って休める人は、問題ないと思います。

もうひとつのデメリットは、授業の予習ですね。

最初のうちは、給料が発生しない仕事が多いと感じるかもしれません。

自分で答えをだすだけなら簡単でも、いざ教えるとなると、うまく説明できないことがあります。

どうしたら、生徒さんに分かりやすいと感じてもらえるかを常に考えないといけません。

そういう意味では、バイトが終わって教室からでても、気持ちは講師のままです。

お風呂にはいってるときに、「こういう説明したら良いかも」とひらめいたら、忘れないようにメモしたりしてました。

もちろん、慣れてくると、授業の準備に時間がかかりすぎることは減ってきます。

わたしの務めてた塾ではありませんでしたが、サービス残業が多い塾もあると言います。

授業がおわったあとに報告書を無給で書くとか、ミーティングに参加させられたりとか。

まとめ

塾講師は、時給も1,000円~1500円と悪くありません。

がっつり稼ぎたい人には向いてませんが、

月2万~6万ぐらいで十分!

自分のやりたいこととバイトを両立させたい大学生には

塾講師のバイトはオススメです。

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