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『ゼロ秒思考』の赤羽雄二さんの読書術が学べる本の紹介【良書】

赤羽雄二さんの『アクションリーディング』という本を読みました。

読書をテーマにした本では、本田直之さんの『レベレッジリーディング』以来の良書に巡り会えました。

『ゼロ秒思考』の著者が語る読書術

『ゼロ秒思考』を読んでおもしろかったので、本屋で赤羽さんの名前を見た瞬間、中身も確認せずに『ACTIONREADING(アクションリーディング)』を購入。※以下カタカナ表記

「絶対おもしろい!」と確信していたからです^^

キーワードは「攻めの読書」

『アクションリーディング』では、読み過ぎに対しても警告しています。

ある程度のインプットが済んだら、アウトプットを多くしなさい。読書(インプット)に逃げてはいけない。

という赤羽さんのメッセージはとても印象に残りました。

赤羽さんによると、1,000冊以上で費用効果を迎えるそうです。

つまりそれ以上読んでも、これまでのようなレベルアップの仕方は期待できないということ。

「どんな本を」「いつ」「どこで」読むのか?

そして「どのように学び」「アウトプットに結びつけるのか?」

全てに「目的意識」をもって取り組むことが、大事だとアクションリーディングには書かれてあります。

なぜ読書するのか?

「目的意識をもった読書」をテーマにするならば、さけては通れない疑問です。

第1章「なぜ、できる人は忙しくても本を読むのか?」のなかで、赤羽さんは明確に答えています。

読書のメリット=本で差がつくこと

1.MBAがなくても、マッキンゼーのコンサルタントとして活躍できたのは、「本」があったから。

2.視野が広がり、活躍・昇進できる

3.自分の「伸びしろ」を増やせる

4.リーダーとしての素質をつくれる

5.自分で「考える力」がつく

6.時代に先んじて手が打てるようになる

7.やる気が出る

各項目の詳細は、本を実際にお読みください。

日頃の読書量の差は、30代以降に明確になる

本屋にいくと、教養本がたくさん平積みされています。教養というのは、形があるようでいてない。モヤっとしたものです。

文部科学省

教養とは、個人が社会とかかわり、経験を積み、体系的な知識や知恵を獲得する過程で身に付ける、ものの見方、考え方、価値観の総体ということができる。 教養は、人類の歴史の中で、それぞれの文化的な背景を色濃く反映させながら積み重ねられ、後世へと伝えられてきた。 人には、その成長段階ごとに身に付けなければならない教養がある。

英語や国語、というようなくくりがなく、横断的な内容。

教養ソレ自体、視覚化できるものではなく、かつリターンが明確でない。

とにかく現場経験が優先される20代よりも、ある程度の責任が伴い始める30代以降にこそ、教養を身に着けている人との差が明確化します。

実務そのものには影響しないけれど、ソレを身につけていることで相乗効果を生み出す。それが教養。

身につけるには「本」「人と出会い」そして「旅」だと答える著名人が多いです。

「人と出会い」というのは、誰でも良いわけではなくて、プロに聞かないといけません。アナタに話すだけのメリットを相手に与えることができる段階にない場合、そういう人の話しを伺えるチャンスは、なかなかきません。

となると、「本との出会い」は、今後の人生に与える影響が非常に大きいと言わざるをえません。

「教養」って何だろう?

と考えることが多くなり、自分なりに考えてはいたのですが、【7つのメリット】によって明確化することができました。

☆話は脱線しますが、遠慮して自ら聞きにいかない人がほとんどです。成功者はお金で動きませんが、何かしらメリットを提示することで話しを伺えるチャンスもあることを忘れてはいけません。

『アクションリーディング』を読んだあとに、改善したこと。

1.厳選した本を購入

いつもは、本屋をブラブラして、興味があったものを何冊か購入してました。今日は、初めからこの本を買うというのを決めて行きました。

今までは、買っただけで満足して読んでないものもありました。

もちろん、たくさんの本を読むことで、良書に巡り会える可能性は上がります。

本屋で気になったものは、何冊でも買うことは、大学生のころには無理でしたので
社会人になったらの夢としてあたためてきたものです。

しかし、その結果が積読(汗)、これは改善すべきだと思いました。

知的探求という『読書』に与えられた権利に甘えて、本を買うだけで満足する自分を正当化することは罪だと感じたのです。

今や、インターネット、読書ガイド的な本を読めば、自分の知りたいテーマの良書を探すのは、それほど難しくありません。

アクションリーディングの巻末にも、オススメ本が20冊掲載されています♪

最近は「積ん読」が多いと書きましたが、20代のころはかなり読書をしました。社会人なりたてということもあり、「知識だけでも」という焦りから読んでました。

ただしビジネス書の仕事術、成功法則、心理学などが中心になってました。

なので、アクションリーディングに出会ったのをきっかけに、読書のテーマを広げることにしました。

年齢を重ねると、仕事の経験や知識が増えるので、調子にのってしまい、日々の忙しさをいいわけに狭い世界で生きてたかなと反省。

今日買ってきたのは『大世界史~現代を生きぬく最強の教科書』です。池上彰さんと佐藤優さんの対談形式で書かれた新書。赤羽さんのオススメ本の1冊

2.グーグルアラートで情報収集

世界で起きてる事件、ニュースを受け身で聞くのではなくて「なぜ」という疑問をもちながら情報を自分からつかみにいく姿勢を持つことにしました。

別にジャーナリストになるわけではありません。ライフワークのようなものにしたいのです。

手始めに「グーグルアラート」を使うことにしました。(アクションリーディングの中でも紹介されています)

グーグルアラートの簡単な説明と使い方

知っている人はスルーしてください。グーグルアラートは検索エンジンのグーグルが提供しているサービスです。

あらかじめ、キーワードを設定しておくと、関連する情報が検索エンジン上にアップされたときにメールで教えてくれるサービスです。

グーグルのアカウントがあれば、無料で使えます。

Google アラート – ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック

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「アラートを作成」の部分にキーワードを打ち込みます。

今回は「オスマン帝国」をキーワードにしてみます。

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次に「アラートを作成」という青色のボタンをクリック。

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すると「マイアラート」が1個増えて、「オスマン帝国」というキーワードが登録されました。

今後、オスマン帝国に関する情報がみつかると、Gメールにお知らせがくるようになります。

情報といっても、インターネット状のものなので、もしかしたらヤフーニュースで見たことがあるものかもしれません。グーグルアラートの良いところは、自分の知りたい情報だけを集めることができることです。

追記2016.05.29

グーグルアラートから届くGメールの様子はこんな感じになります(例は「オスマン帝国」としましたが、この他に「トルコ」「シリア」「アラブ」など中東のキーワードを設定しました)

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▲画像をクリックすると拡大されます。

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▲こんな感じで、関連記事がアップロードされたらメールで教えてくれます。

読書から興味がでたテーマについて、グーグルアラードで情報収集

もともと使ってはいたのですが、自分の仕事に関するキーワードしか設定していませんでした。最近は全然使っていない(汗)

まず『大世界史』を読んで、知りたいと思ったことに関するキーワードをグーグルアラートに登録して情報収集することにしました。

3 本を読みなおす日時を決めた

アクションリーディングでは

・集中して1冊を読む(並行して数冊ではなく)
・読んでいる間は、ノートにまとめるなどはしない。(スピード重視)
・印象深い部分は黄色マーカー&ページの端を折る。
・分からなくても、読み返さずにどんどん進める。
・【重要】読書後は印象に残ったことを1分以内にA4用紙にまとめる
・チャレンジシートを作成する

・本に、日付と評価(◎◯▲✗など)を記入

・ブログに書く

・再読(半年後)

という読書法が紹介されています。

※本の読み返しは、評価によりけり。最高ランクなら1冊全部、それ以下はマーカーを引いた部分だけを読み返す。

※「A4用紙にまとめたメモ」は、3ヶ月後、6ヶ月後。「チャレンジシート」は3ヶ月後に読みかえすことが推奨されています。

なので、『アクションリーディング』を読み返す日(半年後)を決めました。

1日前になったら、スマホから「明日はアクションリーディングを読み替えす日ですよ」と連絡がくるように設定しました。

お知らせ機能として有名なのは「リマインダー」ですね。iPhoneのデフォルトのアプリにもあります。

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また、グーグルカレンダーなど、カレンダーアプリにもリマインダー機能があるので、ご使用になられてない方は試してみると良いかもしれません。

日時を手帳に書いておくだけだと、見返す習慣がないと予定そのものを忘れてしまいます。

4.1分間メモを作成

家に方眼紙しかなかったので使いましたが、赤羽さんはコピー用紙を使われているハズです。(『ゼロ秒思考』に書いてありました。)

ふだん勉強してない世界史がテーマだったので、メモ書きするといっても少ししか書けませんでした。自分の得意なテーマならば、1分間でももう少し濃い内容のメモをかけるかと(汗)

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このメモを3ヶ月、6ヶ月後に再確認する予定です。

アクションリーディンのまとめ

「ACTIONーREADING」というタイトルから分かる通り、この本のポイントは「読書後、行動につなげること」です。

インプットよりもアウトプットを多くするために、赤羽さんが取り組んでこられた方法が紹介されていました!

(具体的な方法は第3章「短い時間で、読んだ内容を身につける集中読書術」、第4章「できる人は、読んだ本をどう活かすかー確実に成長するためのチャレンジシート」に書かれてあります。)

タイムスケジュールに「読書の時間」を加える

休みだから、暇になったから読書をするのではなくて時間を確保して、積極的に本を読んでいこうと思いました。

これって、当たり前のようでいて、全然できていなかったことなので意識して読書しないとダメだと再認識させてくれた本でした。

「読書」+「行動」=「未来が変わる」

今後のライフワークとして、【テーマを決めて、仮説、検証すること】が「なんか楽しそう~」とワクワクさせてくれる良書でした!

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